初めての台湾旅行をしてきました。台湾へは小松から直行便が出ていて、約3時間で到着します。
今回は美術館やアートイベントをいくつか回ってきました。
◎國立台灣美術館
この施設はとても大きく、複数の企画展が開かれていました。僕のお目当てはチームラボ(團體實驗室)「We are the Future(藝術超未來)」展です。
チームラボの作品はこれまでポツポツと単品で見たことはありましたが、まとめて見るのは初めて。見応えがありました。プロジェクタ12台を使い360度のスクリーンに投影されたアニメーション「百年海圖卷」「花紅」の美しさと迫力に圧倒されました。
◎台北數位藝術中心(台北デジタルアートセンター)
- 公式サイト:http://www.dac.tw/
その名の通り、デジタルアートを専門に扱う施設です。思っていたよりもこじんまりとした建物でした。「MOBILE FOREST」という企画展をやっていました。
以前から一度見てみたかったPhilip Beesley(フィリップ・ビーズリー)の作品を、運良く見ることができました。
- 作品の詳細ページ(作者公式サイト/英語):http://philipbeesleyarchitect.com/sculptures/1215_Taipei/
◎粉樂町2012 - 台北東區當代藝術展
- イベントの公式サイト:http://www.fubonart.org.tw/veryfunpark2012/
出発前に予定していた美術館は上記2つだけだったのですが、街を歩いているときアートイベントと思われる広告を偶然に見つけました。
この写真を台北數位藝術中心の受付の方に見せて、どこに行けばやっているのかを教えてもらいました。こうして、松山文創園區(松山文化クリエイティブパーク)へ向かいます。
松山文創園區
- 公式サイト:http://www.songshanculturalpark.org/
- 台北ナビによる紹介記事(日本語):http://www.taipeinavi.com/play/431/
広大な敷地に複数のイベントが開催されていました。もともとは煙草工場で、閉鎖後にこのような文化施設に再利用されたようです。
古い学校のような趣きのある建物でした。
この施設のほかにも、台北の若者が集まる東區というエリアの街なかでも展示があり、そちらにも行ってきました。
上の写真、じゅうたんのように見えるのは、たっくさんの腕時計を並べたものです。
美術館から外に出たこのようなアートイベントは、日本では大地の芸術祭をはじめとしてあちこちで開催されていますが、台湾でも同じような試みがされているのですね。
以上、簡単ですが報告でした。