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2008年8月アーカイブ

1-4 Effect系コンポーネント

Effect系のコンポーネントを試してみた。以下の順。

  • BlindsEffect
  • FadeEffect
  • FlyEffect
  • IrisEffect
  • PhotoEffect
  • PixelDissolveEffect
  • RotateEffect
  • SqueezeEffect
  • WipeEffect
  • ZoomEffect

参考ページ

次は、各エフェクトのパラメータについて掘り下げる予定。

※directionで設定したinOutがどんな風に効くのかは、シーンの切り替えを学んだあとでないと確認できないので、Effect系コンポーネントはもう少し後でやった方がいいのかもしれない。

1-3 フェードインで表示する

「Progression Effects」の「FadeEffect」コンポーネントを使って、ロゴをフェードインで表示する。

基本クラスを「flash.display.MovieClip」に変更

ロゴをフェードインすることは、ロゴをアニメーションするということで、アニメーションするためには、タイムラインが必要になる。

progression

※最初このことに気付かず、Spriteのままパブリッシュしてしまったので、以下のような警告が出て、フェードインが効かなかった。

[WARNING] instance7 は MovieClip クラスを継承していないため、FadeEffectComp コンポーネントは無効化されます。

「FadeEffect」コンポーネントを配置する

ライブラリから「Logo_mc」をダブルクリックして表示する。

コンポーネントパネルから「Progression Effects」の中にある「FadeEffect」を見つける。

progression

「FadeEffect」コンポーネントをLogo_mcにドラッグする。

progression

これで作業完了(こんなに簡単でいいの?!!!)。

パブリッシュすると、ロゴがフェードインする。

ビデオキャプチャした。↓

パラメータをいじくる

progression

パラメータ・パネルの値を変更することで、効果を調整できる。例えばdulationを3000にすると、3秒(3000ミリ秒)かけてフェードインするようになる。

Tips

コンポーネントは、同一レイヤーに配置しても構わないが、頻繁にグラフィックの再編集が必要だったりする場合は、専用のレイヤーを作ってそこに配置しよう。

progression

自習

  • 「Progression Effects」のほかのコンポーネントが、どのような効果なのか確認しておこう。
  • パラメータをいろいろと変えてパブリッシュしてみよう。

1-2 表示位置を設定する

easycasting.xmlのcast要素に「x属性」「y属性」を追加し、表示位置を設定する。

設定前

progression

easycasting.xmlは以下。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<prml version="2.0.0" type="text/easycasting">
  <scene name="index">
    <cast cls="Logo" />
  </scene>
</prml>

設定後

progression

cast要素にx属性、y属性を追加する。x,yの属性値でステージ上の座標を指定する。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<prml version="2.0.0" type="text/easycasting">
  <scene name="index">
    <cast cls="Logo" x="100" y="100" />
  </scene>
</prml>

cast要素については、リファレンスを参照して理解を深めておこう。

PRAM リファレンス (ver.2のものなので、仕様が変更になっているかもしれない)

ver.3ではシーンエディタが実装されるそうなので、もっと簡単に設定できるようになるはず。

1-1 表示オブジェクトを追加する

ステージにDiロゴを表示する

progression

手順

  1. 新規シンボルを作成
  2. リンケージを設定
  3. easycasting.xmlを編集
  4. パブリッシュ

新規シンボルを作成

新規シンボルを作成する(ショートカット「command+F8」)。名前は「Logo_sp」としてOKする。ポイントは2つ。

  • 大文字で開始すること
  • タイムラインを持たないなら_spをおしりに付けること

理由は後ほど説明する。

progression

OKするとまっさらの画面になるので、ロゴを配置する。座標(0,0)が左上になるように。

progression

リンケージを設定

Progressionをインストールすると、「リンケージの一括設定」というコマンドが追加される。今回はこれを利用する。

progression

「リンケージの一括設定(クイック)」を選ぶ。これで、リンケージが設定される。

どのように設定されたか、シンボル「Logo_sp」のプロパティを確認してみよう。

progression

シンボルを選択して「丸i」のボタンを押す(または右クリックで「プロパティ」または「リンケージ」を選ぶ)。

progression

クラス「Logo」、基本クラス「flash.display.Sprite」が設定されている。

シンボルの頭文字を大文字にしておかないと、コマンドが効かないので、シンボル名は「logo」でなく「Logo」とする。さらに_spをおしりい付けることで、自動的にSpriteに設定してくれる。

_spを付けないと、基本クラスは「flash.display.MovieClip」になる。

シンボルがたくさんあるとき、このコマンドはかなり便利だ。

easycasting.xmlを編集

※ver.3からは「シーンエディタ」が実装されるので、将来は以下と違った方法で編集することなる。

プロジェクト・パネルからdeployフォルダの中のeasycasting.xmlをダブルクリックして編集する(僕のMac場合、Dashcodeが開いた)。

progression

progression

デフォルトの記述は以下。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<prml version="2.0.0" type="text/easycasting">
  <scene name="index">
  </scene>
</prml>

各要素の理解はとりあえず置いておいて、1行追記してみる。scene要素の間にcast要素を追記する。cls属性値はさきほどリンケージの設定をした「Logo」。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<prml version="2.0.0" type="text/easycasting">
  <scene name="index">
    <cast cls="Logo" />
  </scene>
</prml>

上書き保存する。

パブリッシュ

Flashに戻って、パブリッシュする。

progression

progression

左上(ステージの座標(0,0))に「Logo」が表示される。

progression

パブリッシュした際の出力パネル。クレジットが表示される。

プロジェクトの新規作成

「Progression プロジェクト」の作成場所を決める

適当な場所を決める。僕の場合、

/Users/mathatelle/Di/www/learning/progression-framework/

の中に作ることにした。

progression

「Progression プロジェクト」の新規作成

「Progression プロジェクト」パネルに値を入力する。

  • 「名前」は日付にしてみた
  • 「種類」は「Easy Casting」を選択
  • 幅500px、高さ300px(ブログに貼り付けるので、少し小さめに)
  • とりあえず最低限必要な分は上記だけなので「新しく作成する」ボタンを押す

progression

プロジェクトの作成場所を聞かれるので、さっき決めたフォルダを選択する。

progression

自動的に必要なファイルが生成されるので、しばし待機する。

progression

生成が完了。「OK」で制作にすすむ。

progression

今日はここまで。

progression

Finderを確認すると、こんなにたくさんのファイルが生成されている。「libs」フォルダの中にはasファイルがいっぱーいあるので、チラ見しておく。

progression

3.0.0 Beta 2のインストール

  • Update/ReleaseNote/3.0.0_Beta2 - Progression Framework - Tracから、Progression Framework 3.0.0 Beta 2をダウンロード (←正式版がリリースされたら、正式版をダウンロードできるURLを追記する)
  • mxpファイルがダウンロードされる
  • mxpファイルをダブルクリックするとインストールが始まる
  • インストール完了後、Flash CS3を起動する
  • とりあえず新規にFlashファイル(AS3.0)を作成
  • ウィンドウ: その他のパネルから「Progression プロジェクト」を選ぶ
  • 下のようなパネルが出る

progression20080818

今日はここまで確認して終わり。

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